マリーゴールド8・19後楽園で高橋奈七永と禁断の再会…中島安里紗の2つの思い「最後に闘いたい」と「何も和解してないし、許せないことも沢山ある」
試合をすることで和解したとか思われたくない
8月15日、SEAdLINNNGの中島安里紗がマリーゴールド8・19後楽園ホール大会での対戦が正式発表された“元SEAdLINNNG”高橋奈七永との禁断の再会に関して複雑な胸中を明らかにした。「高橋奈七永がいなければレスラーとして強くなれなかった」「最後に闘いたいという気持ちはある」と語る一方で、奈七永が去ったSEAdLINNNGを南月たいよう社長とともに苦しい思いをしながら支えてきた中島は「試合をすることで和解したとか思われたくない」「(試合後分かり合える?)そういう試合にはならないと思います」とキッパリ言い切った。
奈七永「自分の過去としっかり向き合う」
SEAdLINNNG8・23後楽園ホール大会での引退試合を控える中島。4月の引退発表以降、彼女は彼女が望んだ引退ロードをひた走ってきたが、突如舞い込んできた奈七永との闘いはそれらとはまるで意味が違っていた。 奈七永は2021年末、自ら立ち上げたSEAdLINNNGを退団。「心と体のバランスを崩してしまって、自分自身にも無理を」強いてしまったことを理由に団体を去った。団体の象徴であり、代表である奈七永の離脱によって残された中島、そして代表を継いだ南月がさまざまなものを背負わされたのは想像に難くない。 中島は多くを語らなかったが、団体運営となればリング上はもとより、人材育成・事務作業・経営的舵取りなど様々な負担を強いられてくる。奈七永には奈七永の事情や理由があるだろう。それでも中島は言う、「向こうの思うことなんて正直、思う資格もないと思う。私はそう思います。事実ってウチらしか知らないから」と。 SEAdLINNNG退団以降、フリーとして闘ってきた奈七永は今年4月、「引退を見据えて」マリーゴールドに入団。そんな”終の棲家”の8・10川越大会の試合後、マイクで中島との対戦をアピール。バックステージでは「わたしは現在を生きてるよ。現在を生きて、いままでの28年間分のいろんな歴史、思いを背負って、いまここに立ってる。だからこそマリーゴールドのリングを中島に感じてもらいたい。それは私のただのワガママかもしれない。だけど、やらない後悔より、やる後悔。自分の過去としっかり向き合う。いまだからこそ、必要だと思った」とコメントした。
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