「静岡県知事選挙2024投票マッチング」利用者の結果を分析!最も重視された政策は?多く利用した年代は?
利用者が重視していた政策は?どの候補者に多くマッチした?
今回の静岡県知事選挙2024投票マッチングは、全11問の設問分野から「重視する項目」を3つ選んでもらいました。 上位に入った項目をみてみましょう。トップは「少子化対策と高齢者福祉を比較した場合、少子化対策を優先して予算を使うべきですか?」と政策の優先度を問う設問で、65.2%でした。 次いで、「リニア中央新幹線の静岡工区は早期の着工を目指すべきですか?」(58.4%)、「浜岡原発の再稼働を目指すべきですか?」(44.6%)、「県としてメガソーラー設置の規制を強化すべきですか?」(22.0%)、「県として富士山の通行料や入山上限を導入するなどオーバーツーリズム対策を強化すべきですか?」(20.8%)と続きました。 2~5番目には、リニア中央新幹線や浜岡原発など静岡県の地域課題がランクインし、有権者の関心が集まっていたことが浮かびました。 利用者がマッチした候補者の割合は、次点の大村慎一氏が34.6%、濵中都己氏が30.8%、当選した鈴木康友氏は21.8%で三番手でした。森大介氏は8.7%、横山正文氏は4.1%でした(村上猛氏はアンケートを実施していません)。
少子化対策やリニア、原発に注目集まる!
最後にクロス集計の結果を紹介します。 県内在住の有権者が重視する項目に男女で違いがあるかを比較しました。1~5番目のうち「少子化対策と高齢者福祉」(男性58.8%、女性73.6%)、「リニア中央新幹線」(男性60.4%、女性56.3%)、「浜岡原発の再稼働」(男性48.7%、女性39.7%)の上位3問が共通しました。 最も関心が高かった設問「少子化対策と高齢者福祉を比較した場合、少子化対策を優先して予算を使うべきですか?」では、「賛成」が53.7%と「やや賛成」が21.1%で、「反対」3.8%と「やや反対」5.7%を大きく上回りました。「どちらともいえない」は15.6%でした。
選挙後にもご注目!
投票マッチングは、政策によって利用者と候補者との一致度を図るシステムです。選挙では当選者が1人に絞られますが、当選後に新たなリーダーが政策を実現するためには多様な人の意見を取り入れて調整する手腕が問われます。 今回、あなたが関心を寄せた政策がどのように進んでいくのか?それともなかなか進まないのか?そうした目でこれからの静岡県政をみると新しい発見があるかもしれません。