コストコが1500円で、 IKEAは1300円! 日系企業に比べて外資系チェーンの時給が高いのはなぜ?
アルバイトをするにあたって、時給を重視している人がいるかもしれません。さまざまなアルバイトを探している中、コストコやIKEAなどの外資系チェーンの時給が高いのを見かけ、なぜ高いのかが気になる人もいるでしょう。 今回は外資系チェーンの時給が高い理由についてまとめました。日系チェーンとの時給差や日本の平均時給もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
外資系チェーンの時給が高い理由
外資系チェーンの時給が高い理由として考えられているのは、成果主義・能力重視の企業が多いためとされています。海外では年齢や性別、過去の経歴の影響を受けず、今どの程度企業に貢献しているかといった観点で賃金が支払われるケースがあるようです。 さらに外資系企業は終身雇用があまり一般的ではないとされています。高い給与を求めて転職してくる人もいる関係で、最初から高い時給を提示しているとも考えられるでしょう。 対して日本の企業は、社会保険料や所得税の負担による「年収の壁」があったり、政府による賃金と物価連動によるサポートがなかったりするために、時給があまり高くならないともいわれているようです。 上記はあくまでも一つの考えにすぎませんが、このような理由が関係している可能性があると覚えておくとよいかもしれません。
日系チェーンと外資系チェーンの時給差
日系チェーンと外資系チェーンの時給について、実際にどの程度の差があるか気になる人がいるかもしれません。ここからは具体的な例を挙げて、時給にどのくらいの差があるかを見ていきましょう。 まず外資系チェーンのコストコは、1500円~の時給で募集をかけています。正社員も時給制であり、時給1500円もしくは1550円スタートとなるのが特徴です。IKEAについては1300円~の募集が見られますが、職種によって金額に差が設けられているようです。 この2社に共通する特徴は、エリアによる時給差がほとんどない点です。仕事内容による違いは見られますが、東京と福岡が同賃金といった具合に共通の時給で募集をしているのは、日系チェーンでは少ない事例といえるでしょう。 対して日系チェーンのあるスーパーマーケットを見てみると、販売スタッフで時給1077円や1200円といった金額で募集されているようです。ほかにも時給1200円~1500円以上と、店舗や職種によって若干の違いが設けられています。