辛くてうまいと好評 中学生特製ペッパーソース「マチスコ」 飲食店でも重宝「大町の特産品に」 活動を通じて生徒たちが成長
■活動を通じて生徒が成長
マチスコ作りや販売を通じて、様々な人と接する生徒たち。田中教諭は成長を実感しています。 大町中学校・田中祐貴教諭: 「入学当時はなかなか人と話できなかったり、苦手意識があったけど、『マチスコ』を作る中で、地域の人や社協の方と協力していくと、自然と会話もできますし、販売で外に出るとお客さんとお話をして、どんどんコミュニケーションの力は伸びてきた」
生徒はー 1年生・横沢櫂翔さん: 「暇ではないね、授業よりはまだまし」 1年生・中村光希さん: 「楽しかったです。おいしいって思いで食べてほしい」 3年生・野沢裕紀さん: 「(人と関わるのが)だいぶ苦手だったけど今は全然大丈夫。(勝った人にはどんな思いで食べてほしい)自分たちの作った苦労をかみしめてもらいたい」
■好評!直売所やスーパーで販売
マチスコは現在、市内の直売所やスーパー4カ所で販売されています。 2023年9月に扱いを始めた直売所「ええっこの里」。ひと月で平均20本は売れているということです。
ええっこの里・松井功光店長: 「辛みもちょうど抑えられていて、炒め物とかカレーも使えると好評」 買った人(市内): 「すごいと思います。『大町何ありますか』って聞かれた時に、いつもえーとっていつも考えちゃうので、これだったら中学生が頑張って作った『マチスコ』と紹介できると」
米粉の生地を焼いてマチスコを塗り、サニーレタスやソーセージを乗せます。 ソーセージに「追いマチスコ」をして、ブラックペッパーとオリーブオイルをかけたら、ホットドッグ風クレープの完成です。
松本市から: 「おいしい。このくらいの辛さならちょうどいい」 安曇野市から: 「抜けがいい、また食べたくなる辛さです」
当初は期間限定メニューのつもりでしたが、好評につき、定番メニューにしたということです。 Mirus Meal・梶原美瑠さん: 「新感覚のクレープとして好評いただいてる。若い子たちが作って、こんだけおいしいものができるのがすごいなと思って。地元の方も観光の方も喜んで広まっていけばいいな」