【みやこステークス展望】3歳馬サンライズジパングに期待 オメガギネスとドゥラエレーデも上位争いに
第14回みやこステークス・G3(1着馬にチャンピオンズCの優先出走権)は11月3日、京都競馬場のダート1800メートルで行われる。 【データで見る】サンライズジパングの血統、戦績 皐月賞、ダービーにも出走したサンライズジパング(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父キズナ)は、2走前の不来方賞で重賞初制覇。前走のジャパンダートクラシックは3着だったが、東京ダービー馬のラムジェット(4着)に先着した。現状ではダートの方が中身の濃いパフォーマンスができており、初の古馬相手でも十分勝負になる。 前走のシリウスSで2着のオメガギネス(牡4歳、美浦・大和田成厩舎、父ロゴタイプ)は、この舞台の三宮Sを7馬身差で圧勝したようにコースはベスト。ただ、詰めて使うと反動の出るタイプだけに、状態の見極めが肝要だ。 ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)は、2走前のエルムSで2着に好走。ダートでは昨年のチャンピオンズC、東京大賞典で3着と、上位の力がある。ロードアヴニール(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎、父ドゥラメンテ)は、オープン昇級後の2戦で接戦を演じている。逃げなくても競馬ができ、相手なりに走る点も魅力だ。
報知新聞社