31日・1日の山の天気 中部山岳は台風の影響受けるおそれ 全国の山の天気を解説
日曜日 中部山岳は熱帯低気圧の影響を受けるおそれ
あさっては台風10号が熱帯低気圧に変わる見通しですが、東海地方の近くで複雑な動きをする可能性があります。しばらく停滞したり、急に進路を変える可能性もありますが、熱帯低気圧になると台風としての進路予想が発表されなくなってしまいます。影響範囲にはやや幅をもって備えてください。関東から四国の山で雨を予想しています。とくに熱帯低気圧の進路によっては日本アルプスや富士山で大荒れの天気になるおそれがあります。九州の九重山は引き続き晴れて、中国地方の大山でも天気が回復してくるでしょう。北海道は停滞前線の北側に入って秋の空気に覆われます。カラッとした晴天になるところが多い見込みですが、大雪山など標高が高い山は西風が強い可能性があります。
日本気象協会 本社 宮田 雄一朗