名器“青マナ”の系譜を継ぐ「Diamana BB」!【どこが変わった? シャフト大進化!~三菱ケミカル~】
「ディアマナ」誕生から20周年を迎え、新たに発表されたのが名器“青マナ”の6代目となる「ディアマナ BB」。最新の“青マナ”は何が違うのか、前モデルの「ディアマナ TB」と打ち比べると、明らかに進化していた!
試打&解説 勝又崇之プロ
専修大学卒業後の08年プロテストでトップ合格。ギアに造詣も深く、自らの試打データを弾道計測器並みの正確さで予測できる。現在は東京・上石神井の「GOLFPLACE」でレッスンを行う。
余分なことは一切しない! 誰もが「いい」と言うシャフト
「誰もが一度は打ったことがあるであろう〝青マナ〞。まずは前モデルの『ディアマナ TB』。 このモデルから新開発の「♯371レジン」と高性能炭素繊維「MR70」との組み合わせを採用することで、従来では難しいとされていた高いレベルでの弾性率と強度の両立を実現したといいます。 打ってみると剛性が高く、無駄な動きがまったくないので、操作性が高く、これが〝青マナ〞人気のひとつの理由です。
では、新しい『ディアマナ BB』はどうなのか。同じ〝青マナ〞なので確かに似ています。 でも、より全体的にしっかりしているので、さらに余計な動きをしないし、球がねじれず曲がらない。古き良き〝青マナ〞のフィーリングは残しつつ、スウィング中のシャフトのつぶれ感がなくなりました。クセがなく、誰にでも合うシャフトです。アスリートで叩ける人なら、誰もが『いい』と言うはずです。
『63S』、『63X』とスペックを替えて打ち比べてみましたが、振り心地が変わらないのもすごい。 切り返しのタイミングが取りやすいのでクイックに打つ人も、ゆっくりの人でも、スウィングのクセやタイミングにかかわらず使えると思います。 またヘッドも低スピンのキャロウェイ『パラダイム Aiスモーク ♦♦♦』と、より大慣性モーメントの『パラダイム Aiスモーク MAX』で打ち比べましたが、どちらでもタイミングが合わせやすく、ヘッドを選びません。スペックも豊富なので重さ、フレックスを選べば、誰もが使えるシャフト、それが最新の〝青マナ〞です」(勝又プロ)