菅楓華は29位浮上、永井花奈が単独首位に 女子QT/国内女子ゴルフ
女子ゴルフ・ファイナルQT(最終予選会)第3日(28日、静岡・葛城GC宇刈C=6454ヤード、パー72)インから出たプロ1年目の菅楓華は最終9番(パー5)でティーショットを右OBとしたが、「ナイスボギーでした」と、2バーディー、1ボギーの71と1つ伸ばし、通算2オーバーで58位から29位に浮上した。 今季トップ10入りが4度と優勝争いも経験した19歳は「最後が残念だったけど、昨日に比べてショットが安定していた。ぎりぎりの通過じゃなくて、上を目指したい」と意気込んだ。昨年の最終QTは過少申告でまさかの失格。「今年はしっかり確認しているので大丈夫です」と笑顔で話した。 ♥単独首位に立った永井花奈 「この2日間はシーズン中ではありえないくらい、パーオンできている。きょうはアプローチが1回だけ。風は強かったけど、自分の球では風には勝てないから、決め打ちしている分、回りやすかった」 ♥この日ただ一人の60台となる69で回り、4位の小滝水音 「風の読みもうまくできた。試合だとピンを狙っていきたくなるけど、今週はリスクを減らしている。あすも安全運転です」 ♥72にまとめ、今秋のプロテスト合格組では最上位の2位に浮上した入谷響 「なんとかイーブンで上がれてよかった。プロテストくらいからドライバーの調子がよくなって、その分スコアもよくなっている」