ダイソーで買う高品質スキンケア…韓国化粧品大手の新ブランドが若い世代に支持される理由
【09月18日 KOREA WAVE】韓国の化粧品大手「アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)」が運営するビューティブランド「マモンド」が新たにセカンドブランドを立ち上げ、均一価格生活用品店「ダイソー」に入店した。 LG生活健康に続き、アモーレパシフィックも「ビューティー業界の二大巨頭」としてダイソーに製品を提供することで、ダイソーが中低価格帯のビューティ市場における販売チャネルとしての影響力を拡大している。 アモーレパシフィックは最近、新しいスキンケアブランド「MIMO by MAMONDE(ミモ バイ マモンド)」を立ち上げ、ダイソーでの販売を開始した。 「MIMO by MAMONDE」は、Z世代とアルファ世代を指す「ザルファ(Zalhpa)世代」の主な肌トラブルに根本的な解決策を提供する、ミニマルなクリーンビューティブランドだ。 今月5日にブランドが発売され、「ロージーヒアルロンライン」と「ピオニーティノールライン」からそれぞれ4製品ずつ、計8種類がダイソーで販売されている。 今回のマモンドのダイソー入店は、アモーレパシフィックのビューティブランド製品としては初めて。以前からアモーレパシフィックはボディケアブランド「ハッピーバス」を通じてダイソーに商品を提供しており、今回はスキンケア製品の提供が新たな展開となる。 アモーレパシフィック関係者は「ザルファ世代に合わせたスキンケアブランドを展開するために、ダイソーが適切なチャネルであると判断した。ダイソー専用ブランドとしてではなく、他のチャネルを通じた販売も考慮している」と語った。 ダイソーがビューティ製品の販売チャネルとしての影響力を強める中、アモーレパシフィックやLG生活健康などの大手化粧品企業が次々とダイソーに進出している。 LG生活健康も今年7月、さまざまな顧客層との接点を広げるという目的で「ケアゾーン」からダイソー専用商品を初めて発売した。 さらに、LG生活健康の「CNP」ブランドも、今月からダイソー専用の「CNP by ODD-TD」ブランドを立ち上げ、オンラインおよびオフラインでの販売を開始している。これはトラブル肌をケアするスポットジェルやクリームなど6種類の製品で構成され、ダイソーの特性に合わせた携帯性の高い小容量の製品が特徴だ。 このほかにも、中小ブランドが運営するビューティ製品がダイソーに入店している。 昨年9月にはVTの「リドルショット フェイシャル ブースティング ファースト アンプル」が3000ウォンで発売され、品切れが続出するほどの人気を博した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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