【動画解説】今週はかなりの蒸し暑さと大気不安定 気温の高さはトーンダウンも熱中症リスク大
ウェザーマップ
今週は気温の高さはトーンダウンしますが、熱帯低気圧などからの湿った空気の影響で湿度が高い蒸し暑い日が多くなります。引き続き熱中症に警戒が必要です。また、天気は変わりやすく、連日、にわか雨や雷雨がありそうです。 きょう5日(月)も危険な暑さと大気の不安定な状態が続いています。午後0時半までの最高気温ですでに4地点で38℃を超えており、また、あちらこちらでに雨雲が発生しています。関東は栃木県佐野市などで36℃を超えていますが、その栃木県で雨雲が発達している状況です。このあとも夜にかけて、各地でにわか雨や雷雨があり、激しく降る所もありますので、落雷や突風などにご注意ください。
この先の最高気温をみると、名古屋や大阪では35℃以上の猛暑の日が多くなっていますが、一方で東京は猛暑日が予想されていません。つまり、気温の高さはトーンダウンしますが、暑さの質が変わってきます。
天気をみると、ただ晴れて暑いというよりは、晴れたり曇ったり雨が降ったりと変わりやすい天気となりそうです。理由は熱帯低気圧などからの湿った空気がたくさん入ることが予想されるためで、雨マークがない日もにわか雨や雷雨がありそうです。 週間予報の期間中の雨の予想をみると、連日、どこかしらに雨雲がかかる予想となっています。 今週はかなりの蒸し暑さと天気の急変に注意が必要です。 (気象予報士・多胡安那)