「新年は手帳から!」7つの項目で考える目標設定と書き込んで「夢を叶える」リスト 手帳の良さを改めて
さらに「1年に1度会う」とか、「半年に1度会う」とか間隔まで書いておくと、次の連絡を取るときの目安になります。 以前、数年ぶりに連絡を取り合った人がいます。その人から届いたメールには、「これからもKeep in touchでお願いします」と書かれていました。Keep in touchとは連絡を取り続けること。待っているだけでは疎遠になりかねないので、自分から連絡を取って、ご縁をつなぎましょう。 1年間を記録する手帳だからこそ実践してほしい項目です。
② チャレンジしたいこと あなたにとってチャレンジしたいことはなんですか? 「できるかどうかわからないけれど、○○できたら素敵!」ということを書いておきましょう。 たとえば、資格取得をめざす、サークル活動をはじめる、新しい趣味やスポーツを習いはじめる、副業をはじめる、仲間を作るなど、なんでも結構です。 ちなみに、私がチャレンジしたいことはゴルフでした。父が趣味でゴルフをしていたため、子どもの頃からTVで試合を観たり、ゴルフショップへお伴したりしていましたが、なにせ運動音痴なので自分にはムリだと諦めていました。
30代のときに横浜へ引っ越すと、近所に名門ゴルフコースやゴルフ練習場があり、いつかゴルフをやってみたいな、という思いが芽生えてきました。はじめの一歩を踏み出すまで、なんと10年以上かかりましたが、お世話になっている医師のひと言が背中を押してくれました。 実は私は片頭痛もちで薬が手放せないのですが、「運動をはじめて体質改善してみては? 薬に頼らない生活を送りたいですよね」と、先生が通っているゴルフスクールをすすめられたのです。
そのスクールに入り、1年半前から毎週2時間プロのレッスンを受けています。ゴルフをするときは仕事を忘れます。思考や生活にメリハリがつき、相乗効果で仕事の集中力が増しました。 また、教え方が上手で、人柄のよいコーチにも出会えました。亡き父と一緒にプレーできたらよかったのですが叶わず、ただ母からはゴルフをはじめてから明るくなったわね、なんて言われ、いいこと尽くめです。次なるは、コースに出たいという新たな目標に向かって前進しています。
いくつになっても目標や夢をもちたいものですね。今日よりも明日、明日よりも明後日、なりたい自分に近づけるように。 ▶︎前回記事:紙の手帳だからできる仕事力アップの「段取り術」
鈴木 真理子 :株式会社ヴィタミンM代表取締役