監督との口論が問題となったマルセロ。契約解除でフルミネンセを退団
フルミネンセは、元ブラジル代表DFマルセロが双方合意の上、契約解除で退団することを発表した。 現在36歳のマルセロは、2022年6月にレアル・マドリーを退団。同年9月にギリシャの名門オリンピアコスへ加入した後、2023年2月に母国古巣のフルミネンセに復帰した。 そんなマルセロは1日、ブラジル1部リーグセリエA第32節グレミオ戦の90分に問題を起こすことになる。マルセロを含めた2選手が交代の準備をしてピッチサイドに経つも、投入直前に指揮官と何かを話した途端、監督がマルセロを小突いてベンチに戻るよう指示。他の選手をベンチから呼び出し、マルセロの出場が無くなったのだ。試合後、マノ・メネゼス監督が「気に入らないことを言われた」と会見で明かし、関係性の悪化が注目されることになった。 クラブは2日、マルセロが双方合意の上、契約解除によって退団することを発表。契約解除の理由は明らかにしていないが、声明も発表している。 「フルミネンセとマルセロの間の組織的および感情的なつながりは維持され続ける。フルミネンセはマルセロに感謝し、これまで同様、彼のすべての挑戦における成功を支援し続けます」