井上尚弥がWBCの年間最優秀KO賞に 24年5月、東京ドームでネリに6回TKO勝ち
プロボクシング主要団体の一つ、WBCは日本時間7日、スーパーバンタム級(55・3キロ以下)の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)を2024年の「KO・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀KO賞)に選出したと発表した。 尚弥は昨年5月、日本では1990年2月のマイク・タイソン―ジェームス・ダグラス(ともに米国)戦以来、34年ぶりとなる東京ドーム興行で、元世界王者ルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ちした。初回にダウンを奪われながら冷静にダウンを奪い返し、逆転TKOで勝利した試合が評価された。 尚弥は9月にはTJ・ドへニー(アイルランド)に7回TKO勝ちしてWBA、WBC、IBF、WBOの4団体王座を防衛。12月にも防衛戦を予定していたが、サム・グッドマン(オーストラリア)が左目上を負傷したため、今月24日に延期(東京・有明アリーナ)されている。
報知新聞社