【クルマ好きが選ぶ】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、70位~61位篇 実用性バツグンの国産オフローダーが勢力拡大中!
EV車への評価も上がってきました
あっという間の年度末到来! 雑誌『エンジン』の大人気企画、輸入車、日本車ともにいま買える新車の中から、41人の自動車ジャーナリストと36人のエンジン・プレミアム・クラブ(EPC)会員が注目の100台を選んだ「エンジン・ホット100ニューカーズ・ランキングズ」も総決算。エンジンウェブで未公開だった100位~1位までの全100台を、ランキング形式で発表していきます。クルマ好き垂涎の人気車や最終モデルも多数ランクイン。自動車ジャーナリストの皆さんの熱々コメントもぜひ参考にしてください。 【順位表】2023年度に注目を浴びたクルマ・ベスト100、70位~61位篇 ※購入可能な車両及びその本体価格は、2023年7月現在のものです。 ◆第70位 三菱デリカミニ ネーミング、スタイリングと共にオフロードを意識させながら、車高も価格もそんなに上がっていないというのが魅力。存在自体が楽しい!(大井貴之さん) 今年の目玉の一台になる予感。デリカミニの化身(?)「デリ丸。」のキャラクターもあまりに可愛すぎるので、デリカミニ以上に目立っていますが、「デリ丸。」込みでこの後も目が離せなくなってます。(吉田由美さん) ◆第69位 アウディR8(クーペ、スパイダー) MT一択。超高級機械式腕時計のような金属精密感を持つMTの操作感。MT信奉者でなくとも、これなら乗りたくなる。別格中の別格。(金子浩久さん) ランボ・ウラカンと兄弟関係にありながら、R8はしっとり落ち着く超高速での安定性と乗り味滑らかなアウディの特性がそのまま活かされている。(桂 伸一さん) ◆第68位 BMW3シリーズ(セダン、ツーリング) メルセデスCクラスでは、ちょっと落ち着きすぎると思う人には最良の選択肢。この永遠のライバルはいずれもブランドの威信をかけてつくられているので、ハズシがない。(編集長・村上) 前後50対50の重量バランスによる軽快なハンドリングの320iを3年半乗っている。パワーオフにしても多くの電装品が動くことも、エコな使い方に役立つ。(菰田 潔さん) ◆第67位 アウディQ4 eトロン(スポーツバック含む) フォルクスワーゲンID.4を購入するときに、最後まで迷ったのが、同じEV専用プラットフォーム「MEB」を用いるQ4 eトロン。インテリアデザイン、とくに、ユーザーインターフェイスはID.4よりもフレンドリー。より高い満足感が得られるはずだ。(生方 聡さん) AudiのBEVラインナップで最も向き合いやすいSUV。後輪駆動は小回りが効いて向き合いやすい。航続距離も長めなので、家に充電器が無くても購入できそう。(藤島知子さん) ◆第66位 DS 4(eテンス含む) DSってブランドもクルマもキラキラしているんですよね。乗るたびに気持ちをグッと上げてくれます。でも見た目以上にクセがなくて扱いやすい。(竹岡 圭さん) なんか、いいのである。スイッチひとつにもいちいちこだわったデザイン、世界観は、乗ればその都度、非日常感覚を味わわせてくれる。(島崎七生人さん) ◆第65位 三菱アウトランダーPHEV あり得ない電動感を持つミディアムSUV。乗って楽しく走って滑らかで電池20kWhで500万円以下スタートの激安PHEV。(小沢コージさん) 独自の車両運動統合制御システムであるS-AWCが緻密なモーター駆動と新プラットフォームで昇華した。シャシー性能を駆動制御で高めている。(石井昌道さん) ◆第64位 日産エクストレイル VCターボが黒子に徹したe-POWERはモーター走行で力強さと快適性、四輪制御を秀逸にこなす。充実した運転支援、洗練された内外装、実用性。間違いのない一台。(藤島知子さん) 可変圧縮比エンジンの振動の少なさと電動4WDの制御の緻密さに心打たれた。その価値は長距離の疲労の少なさ、滑りやすい路面で実感できた。(日下部保雄さん) ◆第63位 テスラ・モデルY 充電の利便性含め、EVの中では、テスラが抜けている。モデルYロングレンジの実航続距離(約500km)に関心。速度を上げてもあまり電費が落ちないのが凄い。(清水草一さん) トヨタが先日ギガキャストを発表したが、だいぶ前にやっているのがこのクルマ。毀誉褒貶相半ばするのは、時代を変えるブランドが背負う宿命。(塩見 智さん) ◆第62位 アバルトF595 終焉へのカウントダウンが進むICE搭載の500系アバルト。中でも標準版F595なら、劇画チックな咆哮を発する古典的エンジンを5段MTでも堪能できる。(武田公実さん) ハンドルを握るだけで笑顔になる、クルマ。モータースポーツ由来のエンジンを得て、高速道路からコーナリングまでハッピーオーラに包まれる。(佐藤久実さん) ◆第61位 アウディeトロンGT/RS eトロンGT 低重心なBEVの良さが際立つ低全高モデル。乗り心地もかなり良好でロングドライブに適していて、まさにGT。RSはよりシャシー性能が優れている。(石井昌道さん) タイカンと基本設計を共有しながら、独自のデザインにより、ポルシェっぽさを覆い隠したeトロンGT。しかし、鋭い走りにはポルシェのDNAが見え隠れする。(生方 聡さん) (ENGINE2023年9・10月合併号)
ENGINE編集部
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