ソフトバンク、人型ロボット「Pepper」や出前授業をDXハイスクールに提供
ソフトバンクロボティクス株式会社は、人型ロボットのPepperを使って学ぶ学習プログラム「Pepper for Education」をより気軽に導入できるDXハイスクール採択校向けパッケージについて、2024年12月4日から提供を開始した。 【画像】入善高等学校 教頭 魚津泰之先生 Pepper for Educationは、プログラミングや生成AI教育、探究学習などを可能とする学習プログラム。Pepperを使うことで人とロボットとの協働について考えるきっかけを得ることを目指している。サービスとしては2021年4月から展開し、現在まで約1300の教育機関で活用、高校を含む学校での導入事例を同社のWebサイトで紹介している。 導入した富山県立入善高等学校では、会話や移動などができるRobo Blocksでのプログラミングを指導し、地域課題解決の探究学習で利用する予定としたほか、三重県立名張青峰高等学校では、動きや話す機能を使ったプログラミング体験を実施。生徒たちは、Pepperが動く様子にとても興奮していたという。 導入については、複数のパッケージが用意され、Pepper機体の提供から、出前授業、教員向け研修を含んだプランがある。詳細については、予算や目的、授業計画に応じて最適なプランやサポート内容を案内するとしている。
こどもとIT,正田拓也