「早く起きなさい!」ってもう叱りたくない…子どもが朝起きられない原因と対策は【医師監修】
【起立性調節障害への対策】 前述のチェックリストで起立性調節障害が疑われる場合は、医療機関で診断を仰ぎ、治療を受けるようにしましょう。 起立性調節障害に対しては、薬を使った治療の他に、自律神経のバランスを整えたり、水分・塩分をしっかりとったりといった生活上の工夫で症状が改善することも。ぜひ医師に相談のうえ、サポートしてあげてください。 【睡眠時無呼吸症候群への対策】 大きないびきをかく、就寝中に呼吸が数秒間止まるようなことがあるといった場合は、耳鼻咽喉科などで診断を受けるのがいいでしょう。診断には自宅での簡易検査に加え、夜間の睡眠状態をみる1泊検査があります。
まとめ
子どもが朝起きられない原因はさまざまです。「怠け心が出ている」「だらしない」ととらえてしまうのでなく、原因がどこにあるのかを考え、親子で一緒に対策をとっていけるといいですね。しっかりとした睡眠がとれると、頭もさえて気分がよく、集中力も発揮され、日中も活動的に過ごせるものです。お子さまがいきいきとした毎日を過ごせるよう、サポートしてあげられるとよいですね。