ドルフィンズU18、チャンピオンシップ初優勝 4度目挑戦ついに 28得点10リバウンドの今西優斗がMVP
◇2日 BリーグU18チャンピオンシップ決勝(高崎アリーナ) 名古屋D85―76千葉J 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)U18が初のユース日本一に輝いた。過去3大会はいずれも準優勝で「4度目の正直」となった今大会は、2年連続8強の千葉ジェッツU18を決勝で破った。過去最多38チームの頂点に立った。 すでにユース特別育成枠でトップチームの試合にも出場しているエース、今西優斗(高3)が28得点10リバウンドと大暴れ。MVPに輝いた。もう一人のエース若野瑛太(高2)が前日の準決勝で左膝を負傷し、決勝を欠場した中で、細かくメンバーを入れ替えながらチーム一丸となって勝ちきった。 試合の出だしで10点差以上をつけられて相手にペースを握られたが、激しいディフェンスと積極的なシュートで猛追。前半を40―46で折り返した。第3クオーター(Q)以降は一進一退の攻防が続いた。 第4Q序盤にU18オールスターの出場選手に選ばれた小川莞大(かんた、高2)がディープスリーを決めて65―56と流れを引き寄せた。終盤まで互いに打ち合ったが、最後はドルフィンズが振り切った。 今西と小川はベスト5にも選ばれた。
中日スポーツ