大阪府「ミナミ休業要請」は予定通り20日で終了
第24回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議
大阪府「ミナミ休業要請」は予定通り20日で終了
大阪府は19日午後、大阪府庁で「第24回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。前回の会議で今月6日から20日まで、大阪ミナミの特定地域にある夜の接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店について、感染症対策を行っている店に午後10時までの営業短縮、対策を行っていない店に休業要請を行ってきたが、同会議で当初の予定通り21日以降はこれを解除すると発表した。 【中継録画】大阪府がコロナ対策本部会議 高齢者への感染防止対策などを検討(2020年8月19日)
5人以上の宴会を控えることなどは引き続き呼びかけ
同会議で大阪府は、イエローステージ(警戒)の対応方針に基づく要請として、高齢者、高齢者と日常的に接する家族、高齢者施設・医療機関等の職員は、感染リスクの高い環境を避け、少しでも症状がある場合、早めに検査を受診することなどを府民に対して呼びかけた。 また、引き続き「5人以上の宴会・飲み会は控えること」「3密で唾液が飛び交う環境を避けること」「業種別ガイドラインを遵守(感染防止宣言ステッカーの導入)していない、接待を伴う飲食店及び酒類の提供を行う飲食店の利用を自粛すること」を呼びかけていくとした。
吉村知事は「ミナミについても大きな成果が出ているところです。ミナミの皆さんに本当に無理なお願いをしましたけど、抑え込むことができてると思いますのでいったん終了したいと思います。ただ、油断するとすぐに広がるため、5人以上の宴会、飲み会などを控えてくださいということは引き続き呼びかけていきます」と話していた。 次回の会議について、吉村知事は「31日より前に行う」と会議後の会見で述べていた。