杉本彩「動物愛護管理法」が改正されたが、無免許で麻酔なし帝王切開の被告に「懲役1年、執行猶予3年、罰金10万円」は軽すぎる
◆身近なところに言葉で伝えていただくことも動物保護活動です Evaでは全国の小学校や中学校で、子どもたちに啓発活動をしています。聞いてくださる中にはもちろんペットショップで買ってきた動物と暮らす子どもたちもいる。言葉を選んで、「まずは動物の立場になってものを考えてみてください」とお伝えしています。 「今までよりももっと大切に動物たちと接していきたい」「おうちの動物のお世話を積極的にやりたい」そんな感想をいただけると、毎度、私も勇気づけられます。 皆さんにお願いしたいことは、少しでも私たちの啓発活動を手伝っていただけたらありがたいです。テレビは、利害関係にある大手がチェーン展開するペットショップと悪い関係になりたくないですから、“生体展示販売のビジネスの闇”について取り扱うことができません。 他にも、野生動物カフェや犬猫のカフェで、動物から「可愛い」だけを享受することがどれだけ動物に負担があるのか、少し立ち止まって考えていただけたらと思います。その動物が本来生きている環境はどういった所なのか、群れで生きるのか単独で生きるのか、個々の動物の行動欲求はどのようなものなのか…、少し思いを巡らすと、目の前にいる動物がどれだけストレスを感じているか容易に想像できるはずです。 日常の会話の中で、こういった話が親しい人と動物の幸せについて話すきっかけになったとしたら、とても嬉しいです。 (構成=岡宗真由子)
杉本彩
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