「クランク多め、スプーンもしっかりなお楽しみアラカルト」エリアトラウト入門で買うべきルアー10個を矢島俊介さんがセレクト
初めてのエリアトラウトフィッシングに向けて、まずは買うべきものがいくつかあるが……1番の悩み所は、ルアーじゃないだろうか。ルアージャンルも多種多様で、カラーの重要性も高い。だが無理を承知で、まず10個買うなら何をオススメするかを、達人たちに伺った。今回は矢島俊介さんがセレクトした「クランク多め、スプーンもしっかりなルアー10選」だ。 【画像】エリアトラウト入門で買うべきルアー10個
矢島俊介(やじま・しゅんすけ)
ジャッカル・ティモンフィールドスタッフ。2022年トラウトキング選手権大会でマイスターを獲得したティモンの若きホープ。飽くなき探究心から生み出される独自のゲーム展開で、他者を常に一歩リードする。北関東をメインに日々ワザを磨き込み連覇を狙う。
「ざっくりと釣れるクランク、状況にアジャストできるスプーンの構成です!」
矢島「入門としてクランクベイトは、引き抵抗があるルアーで操作感があり、巻いているだけでレンジを守れるルアー。ざっくりと中層を探れて、魚を引っ張ってこれます。スプーンは魚の活性やレンジに合わせていけるうえ、上達する過程でも、ずっと使い続けていけるもの。ちゃんと平行にリトリーブできているか心配だったりしますが、まずは巻いてみましょう。ちなみに、使っていく順番、ローテーション順で紹介していきますね」 矢島「11個目のルアーを買うお金があれば、フックを買いましょう! 連発していたのにアタリがなくなったら、フックの鈍化のせいだったりします。また意外とランディングでラインにダメージが入るので、3匹釣ったらラインは結び替え!」
ティアロ1.6グラム(ティモン)
矢島「速度幅があるベースになるスプーン。パイロットルアーとして使用します。まずは着底させ、そこから何巻きでアタリがあるかを調べる。3巻き以内ならボトム、6~7回転でアタれば中層かなと判断。ざっくりでいいのでレンジを探りましょう」
プラパニ(ティモン)
矢島「2番手はクランク。色はゴールデン。この金色のフラッシングとラトル、水押しで寄せます。泳層は70センチほどですが下からも引っ張ってこれるし、まだスプーンの一定巻きができないけど放流を獲りたいときにもいい」