悪質タックル問題で関学が会見(全文2)真実の究明が一番大事
日大の内田監督が逃げ回っていると一部報道されていることについて
夕刊フジ:夕刊フジの【ヤマト 00:50:45】と申します。よろしくお願いします。2点、聞かせてください。まず日大の内田監督が一部の報道で、まだ直撃取材を受けられている状況でも逃げ回ってるという状況を、お2人はご覧になってると思うんですけど、その映像とかをご覧になって、今どういうふうに思われているのかを聞かせてください。 2点目は、今回の一連のプレーというのはSNSで結構、拡散されて、そこからちょっと注目されたという点もあったと思うんですけど、この辺をどうお考えになられてるのかというのを聞かせてください。お願いします。 小野:このような報道がなされている中での日大の内田監督の今の状況にどう思うかということについては、監督のほうから回答します。 鳥内:ああいう事故が起こったわけですから、すぐにでも謝罪すべきだったと思います。後手後手に回って、おかしくなってるんじゃないかなと。事が余計、大きくなってると思います。 小野:2点目のSNSで、という観点なんですけれども、実はわれわれも試合当日、あの1プレー目が行われた、あのようなプレーがあったということを、私も実はスタンドで見ておりましたし、監督、コーチももちろんベンチにいたんですけれども、誰一人、認識をしていなかったわけです。ボールが投げられているので当然、ベンチは全部ボールを見ているという状態なので、視覚から完全に離れたところで起きていたことなので、実際、何が起こったかということは試合では気付きませんでした。翌日、分かってきたのも、コーチがもちろん翌日の午後になって、前日のビデオを見始めているという状態がありましたが、その見始めている、もう時間帯ぐらいからSNSにかなりのことが上がっていたようで、逆にわれわれが持っている映像とは違う角度から、どなたが撮ったのか分かりませんけれども、すでに映像が出て、そこに記事といいますか、事実といいますか、というようなものが記されていた。 その中の1つはアメリカに在住されている日本のジャーナリストの方が、そのことにかなり長文のものを書かれていたりとかいうことも、かなり早い段階で行われていたというのを考えると、やはり、これは昔であれば、そのタイミングでやっても映像も残っていない。で、やった、やらないで水掛け論で終わってしまったと思いますけれども、今、こういうことが起きるとやはりあらゆるところから記録が残っているという構造になって、社会で拡散していくということになって、私どもも正直、ここまでこんな大きい記者会見を開かざるを得なくなるというようなことは、あまり想定していない状態でした。私からは以上です。 【連載】悪質タックル問題で関西学院大学が会見 全文3へ続く