悪質タックル問題で関学が会見(全文2)真実の究明が一番大事
24日までの回答の中で監督や関係者への処分など誠意ある回答は含まれると思うか
読売新聞:読売新聞の【ヒラノ 00:43:10】と申します。日大の説明では指導の食い違いがあったとしてますが、それがどうあれあのプレーに関して監督の責任というのは、指導者の責任というのは絶対にあると思われるんですね。そういった中で内田監督が指導自粛を早々に表明した、申し入れたということになっていますが、24日までの回答の中でそういった監督への処分、関係者への処分というものも含まれるのか、その誠意ある回答というのは含まれるのかというのが1点と。 もう1点、今回問題を起こした91番の選手。彼も理由はどうあれ非常に悪質なプレーをしたことは間違いないと思いますが、彼はこの先、アメフトをもうする資格はないと思いますか。それとももう一度、過ちを認めてやるならば、もう一度正々堂々とプレーしたいなと思われますか。 小野:1つめの、あのプレーの日本大学の回答から、指導と実際の選手の受け止め方に乖離があったということはあるにしても、1プレー目ということがあのようにあったことについて、監督の責任をどう考えるかということについては、鳥内のほうから回答します。それ以外のことは私のほうから回答します。 鳥内:現場で、責任者は監督です。自分のチームがああいうプレーをしたというのはやっぱり監督の責任があると思います。 読売新聞:24日の日に監督への処分【(マイクオフのため聴取不能 00:45:08)】。 小野:それについては日本大学のアメリカンフットボール部が考える、判断をすることなので、それは24日の回答を待ちたいと思います。それによって判断をしたいと思います。それから3つめの、91番の悪質なプレーがあって、これからこの91番がアメリカンフットボールをする資格はないと考えるかということについてですけれども、やはりどういう事情があったにせよ、あのようにわれわれは生命に関わる危険で悪質なプレーだったというふうに考えております。重篤な事故が起きる可能性があった。その行為自体が許されるものではやはりないと思います。 ただ、本当にあの当該選手が、なぜ突然ああいうプレーをしたのかということについての真相究明っていうのが必ずなされるべきですし、われわれもその不可解さがきちんと納得がいかない限り、おそらくこの問題は解決しないというふうに考えます。で、やはり本人が、やはりこのことについて本当に真実を、自分の口からきちんと話をするということがどこかで、彼の人生のためにも、私自身は必要なんだろうというふうに思います。