悪質タックル問題で関学が会見(全文2)真実の究明が一番大事
鳥内監督が内田監督をこれまでどういうふうに見ていたのか
朝日新聞:朝日新聞の【ミヤザキ 00:47:06】と申します。よろしくお願いします。先ほど内田監督の話も出てきましたけれども、今、鳥内監督が内田監督をこれまでどういうふうにご覧になっていたかということを、ちょっと教えていただきたいのと、あと、もし、これはないと思いますが、もし仮に同じようなプレーが関学側で起こった場合、監督としては、仮定の話になりますけれども、どういうふうにお考えになるかっていうのと。 あとは小野ディレクターにお聞きしたいのは、日大の調査なんですが、日大の大学本体の要職にある内田監督の調査をやっているということになっていますが、これは内部の調査ではっきりとしたことが出てくるのかっていうところは、どういうふうにお考えでしょうか。よろしくお願いします。 小野:1つ目は監督のほうから回答します。 鳥内:内田監督は私のコーチ時代からもう、日本大学のコーチされてましたし、前の篠竹監督の下で指導されておったと。篠竹監督時代もやっぱり厳しい指導で有名でしたから、私は練習を見たことがないんでね。だけどうわさに聞くとやはり非常に練習時間も長くやっておられたという形で、やはり選手にとったらやっぱり厳しかったんじゃないかなと。【との印象 00:48:42】しかないんですよね。 うちのチームでもしああいうことが起きたらと言いますけど、常々、僕は言うてますので、絶対ないです。うちのチームではあり得ません。安心・安全、汚いプレーに関しては絶対あり得ません。こういう競技ですから、いざこざはあるかも分かりませんけど、2秒、3秒たってからのああいう悪質なプレー、先ほども言いましたけど、違いますよね、あれは。あり得ません。 小野:日本大学のアメリカンフットボール部の監督に関する調査を、アメリカンフットボール部自身がするということが可能なのかというご質問であり、また大学の要職であられる場合に内部の調査が可能なのかということだと思うんですけど、それはもうまずやはり第一に当該部、アメリカンフットボール部の自浄能力といいますか、自らやはりきちんと真相を究明する、きちんと社会に公表するということが一番大事ですし、それはもうわれわれに対してだけでなく、日本大学アメリカンフットボール部の将来のためにもそのことが必要ですし、日本のフットボール全体においても、そのことがどうしても必要なことだというふうに私は考えます。 ただもう一方で、関東学生連盟の調査というのが行われますので、そこは客観性を持って、きちんと調査をしていただくということが必要になるというふうに考えます。その両方において真相究明へと近づいていただくことが望ましいことだというふうに考えております。 朝日新聞:ありがとうございます。