ヤクルト・塩見泰隆、「本当に大けがすぎて」苦しいリハビリ生活振り返り…来年こそ「完走」 1400万円減、年俸5700万円サイン
ヤクルト・塩見泰隆外野手は11日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、1400万円減の年俸5700万円で更改した。 7年目の今季は5月11日の巨人戦(神宮)で左膝の前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷。1回の内野安打で一塁を駆け抜けた際に大けがを負った。 その後は苦しいリハビリの日々。後半戦ぐらいまでチームの試合を確認することから「ちょっと目を背けた」という。その期間を「本当に大けがすぎて、チームのことよりもがっかりしちゃったっていう部分が多かった」と振り返った。 昨季に続いてけがに泣いた今季は31試合で打率2割6分7厘、3本塁打、8打点。今回は恒例の数字目標を封印し、色紙に「完走」と書き込んだ。 「毎年数字を言ってきて、ここ2年駄目だった。ルーキーに立ち返って1軍でやりたいという気持ちで来年は向かうつもりです。来年はしっかり全てやりきれたらという思いで完走にしました」 現在の回復具合は「80パーセントから90パーセントぐらい」で「来シーズンは問題なくプレーできる感じ」。2021年の日本一、翌年のセ・リーグ2連覇に貢献したツバメのリードオフマンが、開幕スタメンを目指してトレーニングに励む。
中日スポーツ