世界初「16歳未満子どものSNS利用禁止」法案オーストラリア議会上院で可決…YouTubeは対象外 日本でも話題「学校以外の唯一の居場所」子供たちどう守るか
なりすましへの懸念も…SNSとの付き合い方が課題に
青井実キャスター: 日本でも、SNSを使った誹謗中傷などが問題なっています。28日、イット!でも「池袋暴走事故」の遺族・松永拓也さんをメールで脅迫した疑いで、中学3年の14歳女子生徒が書類送検されたというニュースをお伝えしました。 SPキャスター柳澤秀夫さん: 議論を活発にすることが必要だと思うんです。ただし、法律を作ったからといって、これでこういう問題が無くなる訳ではないと思います。多分、運営会社は言論の自由を盾にして裁判を起こしてくるでしょうし、それから子供たちの本人確認が難しいですよね。 なりすましでアカウントを取ることもできるので、やはり子供たちからSNSを取り上げるのではなくて、SNSとどう付き合っていくべきかということを、もっと早い時期から学校できちっと教えることの方が、現実的な対応になるのではないかと思います。 青井キャスター: 2024年の初めにアメリカの公聴会で、Meta社のマーク・ザッカーバーグさんが、あなたたちは人を殺す製品を作っているんだと厳しく指摘されたわけですよね。この辺りも含めて検討しなきゃいけないですね。 SPキャスター柳澤秀夫さん: 例えばナイフは人を刺す凶器にもなるけど、有用な道具であることも間違いないわけで、そういうことを子供たちに教えることが必要なんじゃないかなと思います。 青井キャスター: SNSによるいじめで、子供が自殺することも現実にあるわけですから、子供たちをどう守っていくのか、日本も含めて考えていかなければいけない問題です。 (「イット!」11月29日放送より)
イット!
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