地震で生き埋め…亡き父に送り続けたLINE「春高バレー出場、決まったよ」16歳女子バレー部員の“1年後”…創部わずか2年、石川の高校で起きた奇跡ウラ側
明かした「将来の夢」
5日に開幕する春高で、日本航空石川は1回戦で津商業(三重)と対戦する。1、2年生だけで臨む日本航空石川は、ベスト4進出が今年の目標だ。彩さんの卒業は来年となるが、高校卒業後は系列の日本航空大学校への進学を考えていて、将来はグランドハンドリング(航空機の誘導など、離発着時における地上作業を担う職業)になりたいという。 「航空機を誘導する人たちって、かっこいいじゃないですか! 自分、勉強が得意ではなくて(笑)。必ずしも英語ができなくても、努力次第ではグランドハンドリングになれるという先輩のアドバイスがあって夢見るようになりました」 父を失った哀しみが消えることはない。それでもバレーボールに励む日々を送り、春高出場という夢を叶えた彩さんは、未来に希望を抱いている。
(「バレーボールPRESS」柳川悠二 = 文)
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