「死ぬまでに一度食べたい!」大阪のホテルで特別なモンブラン「恐竜の卵か?」
栗の季節・秋がやってきて、巷に栗スイーツがあふれ始めた。しかしそれらのスイーツとは一線を画す「死ぬまでに一度は食べてみたいと夢見ていました」などとSNSで声の挙がる、特別な「モンブラン」が存在する。それが「ホテルニューオータニ大阪」(大阪市中央区)で期間限定販売されている、1個3780円の「スーパーモンブラン」だ。 【写真】「巨大モンブラン」気になる断面図 ■ 「恐竜の卵か?」その大きさに驚く 同ホテルと言えば、「スーパーメロンショートケーキ」など、総料理長の中島眞介氏が素材や製法にこだわった「スーパーシリーズ」が有名。しかし、その「スーパーメロンショートケーキ」を抑え、同ホテルのスイーツとして、年間売り上げ1位の人気を誇るのがこの「スーパーモンブラン」だ。「東京モンブラン」という名称でスタートしてから、毎年進化を続け今年で24年目のシーズンを迎える。 SNSでは、「鬼でかい」「恐竜の卵か?」「このケーキ、胃の大きさとほぼ同じ」などと表現され、その大きさにも注目が集まっている模様だが、一体どんなモンブランなのか・・・。筆者は「スーパーモンブラン」がいただける、同ホテルの「パティスリーSATSUKI」に向かった。 実際に目にすると、噂には聞いていたがかなりの迫力。そしてずっしり重い。食事中の隣の座席のお客さんも、こちらの席に置かれたモンブランに驚いている様子だった。 モンブランの主役となるマロンペーストは兵庫県産旬の和栗「丹沢」を使用。何重にも層になったペーストは、栗本来の甘味を感じる上品な甘さ。これを食べ進めるとクリームに包まれた熊本県産和栗の甘露煮が登場。その下にはチョコレートメレンゲでコーティングした黒糖メレンゲが現れ、さくさく食感がアクセントに。 最下部はイタリア産マロングラッセ入りのアーモンドタルトが支えていて、最後までぎっしりずっしりおいしいが詰まっている。 これをひとりで食べきるのは、かなりの贅沢。早食いで定評がある筆者も、じっくり1時間以上かけていただいた。今回は店内でのイートインだったが、テイクアウトする人は、家族でシェアしたり、2日に分けて食べたりしているそう。 広報担当者は、「この『スーパーシリーズ』はホテルの創業40周年の際に、総料理長の中島が、お客様への日頃の感謝を込め原価度外視して、ひとつひとつの最高の素材にこだわった『最強』のスイーツを作ることからスタートしました。毎年マイナーチェンジをしながら、進化を続けており、今年も中身がパンパンに詰まっています」と話す。 こちらの『スーパーモンブラン』は1月までの期間限定での発売。毎日10個ほど用意があるが、確実に食べたい場合は事前予約がベター。詳細は公式サイトで確認を。