ニットを傷めず、毛玉をきれいに取るには?意外な予防テクも必見!
働く30代のおしゃれ事情に詳しいスタイリストが、季節のお悩みを解決! 今回は、冬のおしゃれに欠かせない「ニット」の毛玉ケアを取り上げます。ハイゲージ~ローゲージなどニットの種類に合わせた毛玉の取り方と注意点、さらには意外な予防テクをご紹介。 ニット、コートほか冬物のお手入れ方法(写真) (写真左から)かんたん毛玉取りブラシ「匠」(ブラシクリーナーつき)¥5500、カシミヤ用洋服ブラシ「匠」¥5500/ともに浅草アートブラシ、充電式毛玉クリーナー ブラック¥3278/ティファール お客様相談センター(ティファール)、糸切りバサミ/スタイリスト私物
【ハイゲージ~ミドルゲージニットの毛玉】は「毛玉取りブラシ」で優しくブラッシング
編み目が細かく、密度の高いニット素材の場合は「毛玉取りブラシ」を使ったお手入れがおすすめ。ブラシで毛玉を優しくからめとることで、ニット特有のふんわりとした風合いを残したまま、きれいな仕上がりになります。
◆毛玉取りの手順とコツ ① ニットを平らな面に置く。 ② 毛玉がある部分にブラシをあて、上から下へ軽いタッチで動かす。 こするのではなく、優しく撫でるように滑らすのがポイント。ニットが伸びないよう片手で押さえながら、毛玉だけをからめとるイメージですーっとブラシを動かすだけ。
◆手持ちのニットパンツで試してみました! 全面的に毛玉が目立っていたニットパンツも、さっとブラッシングするだけでこんなにもきれいに! 毛玉が取れただけでなく、ニットの毛並みが整い、ふわっとした柔らかな仕上がりになりました。
◆使ったのはこれ! 「かんたん毛玉取りブラシ『匠』」 かんたん毛玉取りブラシ「匠」(ブラシクリーナーつき)¥5500/浅草アートブラシ 今回使ったのは、「浅草アートブラシ」の「かんたん毛玉取りブラシ『匠』」。さっと撫でるだけで毛玉が取れるから、生地が傷みにくくて優秀!と、スタイリスト所持率の高いアイテム。天然毛、天然木使用。
【ローゲージニットの毛玉】は「毛玉取り機」で素早く&狙いうち!
太めの毛糸でざっくりと編まれたローゲージニットの場合は「毛玉取り機」でささっと素早く、狙いうちを! 目立つ毛玉だけを取ることで、凹凸のある編み目をぼかしてしまうことなく、表面を整えることができます。