「ドイツ人監督一派の…」バルセロナ会長がフリック氏を任命した理由について語る「うまくいくと安心感を与えてくれた」
ラ・リーガのバルセロナは、現地時間29日にハンジ・フリック氏が新監督に就任することを発表した。同クラブのジョアン・ラポルタ会長は、なぜフリック氏を新しい監督に任命したのか理由について明らかにしている。英メディア『90MIN』が、現地時間5日に報じていた。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 今年の1月に今季限りでの退任を発表していたシャビ氏。しかし、ラポルタ会長が説得したことで一時は退任を撤回し、来季もチームを率いることが決まっていた。しかし、クラブの財政的な問題を指摘した発言が問題となり、結局は今季限りでの解任となった。 その後、同会長はフリック氏を新監督に任命。新しい監督をドイツ人のフリック氏に任せた理由について、「ドイツ人監督一派の父」であることを強調して、「この瞬間を台無しにしたくなかった。以前は、ドイツ代表チームに所属していたため、契約を結ぶことができなかったのだ」と、過去にもフリック氏を監督に迎えようと考えていたことを明かしていた。 また、「シャビが退団すると言って以来、彼はチームを研究し、選手たちをどう使うか検討してきた」と述べた上で、「シャビが続投しないと決めたとき、デコとボーヤン(クルキッチ)が彼と会った。彼は、落ち着いていて、責任感があり、成熟している。この先うまくいくだろうと私たちに安心感を与えてくれた。クラブの文化にも理解を示してくれており、良い印象を与えてくれた」と、過去の実績や戦術面などのピッチ上に関係する部分だけではなく、人柄やクラブに対する理解度というのも、監督人事に大きく影響を与えたことを明かしている。
フットボールチャンネル編集部