犬のクッシング症候群はどんな病気? 症状と原因、治療法を獣医師に聞いた
内服治療
下垂体や副腎腫瘍が原因のクッシング症候群と診断された場合は、コルチゾールの分泌を抑える内服治療が行われますが、根本的な治療ではないため、基本的に生涯を通して薬を飲み続ける必要があります。
放射線治療
腫大した下垂体に対して放射線を照射する治療が行われます。
外科手術
腫大化した副腎や下垂体を手術で摘出する治療法です。治療後はホルモンを補充する治療を生涯を通して行う必要があります。 クッシング症候群は一度発症すると生涯治療が必要となる病気ですが、内服薬などで症状をコントロールできれば、犬の生活の質を落とすことなく過ごせる可能性があります。参考にしてください。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生) 参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE 『【獣医師監修】老化と間違えがち? 犬のクッシング症候群とは 原因や症状、治療法など 取材・文/maki ※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
いぬのきもちWeb編集室