“太めのパンツ”を大人らしく取り入れたBIG3。その共通項は“九分丈”だった!
チノもデニムも、スラックスも。街行く男たちのパンツはとにかく太い。本当にビッグシルエットは“トレンド”から“ベーシック”へと定着した、と実感する。 【写真6点】「太いパンツを大人らしく取り入れたBIG3。その共通項は“九分丈”だ!」の詳細を写真でチェック しかし!である。ルーズなシルエットゆえ、いい大人がそのはき方を間違えると、単に“だらしない人”という印象を与えてしまいかねない。そんな落とし穴の一発回答を、3人の男たちから導いた。 スッキリ、軽やかに。“九分丈”という手法が効果テキメンのようだ。
① 極太パンツを軽やかにする足元の小さなテクニック
有田昌史さん(57歳) バサっと羽織ったロングコートに極太パンツ。「この方、絶対ファッション大好き!」とスナップ隊が思わず唸った、センス抜群のシルエットメイクを披露してくれた有田さん。 上下ともにユルい。それでもスタイリッシュに見える理由は、全身を黒でまとめ、パンツを九分丈に設定したから。 スッキリとした見た目はもちろん、丈を詰めたことで白ソックスがチラ見え。大人らしい清潔感をも獲得している。“神は細部に宿る” ってこういうなんですね。
ソックスだけでなく、スニーカーも白。ブラック基調の全身に、程よい抜け感を加えてみせた。
② 大人らしく太デニム!を叶える3つの手法
河野龍乃介さん(38歳) OCEANSな男のマストアイテム、デニムだって太いシルエットが最先端。ロールアップさせたハンパ丈、リジッドというモノ選び、そしてローファー合わせ。3つの手法を駆使することで、品良く太デニムをはきこなしている。
デニムとローファーの鉄板コンビもポイント。柄の入ったソックスも遊び心があって良し!
③ “九分丈”はスニーカーだって引き立てる
内田裕久さん(32歳) ストリートライクに仕上げた貫禄十分のコーディネイト。太いパンツは細畝のコーデュロイで、ややフレアした今っぽいシルエットが特徴だ。 その美しいカタチを最大限引き出すべく、“裾を溜めない”というはき方を選んだのだろう。
合わせたスニーカーは大人気のナイキ×サカイ。“裾を溜めない”パンツなら、自慢の一足を強調させることもできる! 九分丈パンツにはそんなうれしいオマケも付いてくるのだ。 ◇ 「いい大人」と「太いパンツ」。両者の間に“九分丈”という仲人がいるだけで、最高のカップリングとなる。 だらしなさゼロのBIG3たちがそれを証明してくれているはずだ。
OCEANS編集部