不登校の児童・生徒 過去最多の7060人 11年連続で増加【長野】
県内の小中学校で昨年度、不登校だった児童と生徒の数が、過去最多となったことが分かりました。 文部科学省の調査によりますと、昨年度の県内の小中学校における不登校の児童・生徒の数は7060人と11年連続で増え過去最多となりました。 背景について県教委は、学校以外の学びの場が増えたことやコロナ禍により学校を欠席することへの抵抗が少なくなったことなどを挙げています。 また、学校でのいじめの認知件数は1万67件と前の年度に比べ464件増加しました。 コロナ禍が明け児童・生徒同士の接触が増えたことや学校側がいじめの積極的な把握に努めていることなどが要因とされています。 県教委は、相談窓口の拡充やフリースクールとの連携強化などを図っていくということです。