阪神・西勇輝”激投”6勝目裏に「エース失格」声への反発心…「見ている人全員が2点取られるだろうなの雰囲気だったので」
2試合連続完封勝利をしている高橋遥、前日に11勝目をマークした勝ち頭の青柳、そして安定感が増してきたガンケルという3本柱に続き、ここまで大事な試合を預けてきた西が、V争いの最終コーナーで、やっとエース復権の兆しを見せた意味は大きい。 神宮の社では、ヤクルトも3位の巨人を“完封リレー“で破った。首位のヤクルトが5連勝なら1ゲーム差で追う阪神も5連勝。まるでトーナメント戦のように負けられないマッチレースが続いている。 試合後に代表取材した関西メディアの報道によると矢野監督は、「みんな必死。目の前のヤクルトもずっと負けないんで、目の前の1試合を勝つしかない」と語ったという。8日から神宮で始まる首位決戦まで、互いに一歩も譲らない。無敗のまま激突する気だ。”プレ首位決戦”として重要な今日7日の先発はドラフト2位左腕の伊藤将。今季横浜DeNA戦に5試合先発して3勝1敗、防御率2.45と相性がよく、なにしろハマスタは横浜高時代に慣れ親しんだマウンドである。