Rソシエダード選手の市場価値総額が昨季と比べ75億円減 メリーノとル・ノルマン放出が影響
レアル・ソシエダードの選手の市場価値総額が昨季と比べ大幅減になったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が28日に報じた。 同紙はドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」のデータを用い、Rソシエダードの現在の選手の市場価値総額が4億2820万ユーロ(約685億1200万円)であることを伝えた。これは4億7560万ユーロ(約760億9600万円)だった昨季に比べ、4740万ユーロ(約75億8400万円)減。その主な理由として、スペイン代表のミケル・メリーノをアーセナル、ル・ノルマンをアトレチコ・マドリードに放出したことを挙げている。 この金額はスペインリーグで、12億3000万ユーロ(約1968億円)で世界トップのレアル・マドリード、10億2000万ユーロ(約1632億円)で世界4位のバルセロナ、4億9880万ユーロ(約798億800万円)で世界19位のAマドリードに次ぐ4番目。世界では26番目となっている。 Rソシエダードで最も市場価値の高い選手は6000万ユーロ(約96億円)のスビメンディ。これに久保が4000万ユーロ(約64億円)、オヤルサバル、ブライス・メンデス、アゲルドが3500万ユーロ(約56億円)で続いている。 市場価値の増減に目を向けると、1000万ユーロ(約16億円)減の久保がチームで最も市場価値の下がった選手となった。市場価値を最も高めたのは今夏のパリ五輪で金メダリストに輝いたセルヒオ・ゴメス。1000万ユーロ増の2000万ユーロ(約32億円)でチーム内8位となっている。 (高橋智行通信員)