写真販売サイトに趣味で撮った写真を投稿しています。売上が上がったら確定申告は必要ですか?
収入額によっては確定申告が必要
副業として写真販売を行う場合、副業で得られた年間の所得が20万円を超えると確定申告が必要です。20万円とは、写真販売で得た総収入から必要経費を差し引いた後の金額を指します。 つまり、売り上げから経費を引いた純利益が20万円を超えた場合には、確定申告を行わなければなりません。写真撮影に関連する経費としては、カメラ機材の購入費用や撮影に伴う交通費(ガソリン代など)、その他の関連費用が含まれます。 経費分は、領収書をしっかりと保管しておきましょう。控除対象となる経費が多ければ課税所得額が20万円以下になる可能性もあります。また、確定申告が必要な場合は、自分で確定申告書を作成し、税務署に提出しなければなりません。写真販売サイトでの収入と経費は正しく管理し、必要な手続きを適切に行うことで税務上の問題を防ぐことができます。 ■所得区分は「雑所得」 写真販売サイトを利用して得た収入は、一般的に雑所得として扱われます。したがって、申告の際は雑所得として申告しましょう。ただし、写真販売が主な生計手段となっており、継続的な収入を得ている場合には、事業所得として申告するケースもあります。 区分を選択する際、副業としての収入が趣味の範囲にとどまる場合は、雑所得とするのが一般的です。どちらにしても写真販売で得た収入は報酬として扱われるため、支払調書を用意する必要があります。 写真販売サイトによっては、年間の売り上げと源泉徴収額を集計した支払調書をネット上で確認できます。確定申告書の作成は支払調書を元に本業の源泉徴収票と合わせて行いましょう。確定申告を適切に行えば、払いすぎた税金が還付される可能性もあります。
写真販売サイトでも収入によっては確定申告が必要
写真販売サイトの利用による収入は、所得金額が20万円を超えた場合に確定申告が必要です。写真撮影を趣味にしている人にとっては楽しみながら行える副業ですが、所得がある場合は、確定申告を行う必要があるため、忘れないよう注意しましょう。 出典 国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部