【午後に発表】2024年・今年の漢字は何? 去年は「増や減」したあの漢字 東京オリンピックの年は「金」でした
その年の世相を表す漢字を選ぶ「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)は、12月12日午後2時すぎに京都市東山区にある「清水寺」で発表される予定です。去年までの漢字、覚えていますでしょうか。 【まもなく発表】ライブ配信で見る 2024年の世相伝える漢字1文字は・・・ 京都・清水寺で発表
■2023年は「税」
去年、2023年の世相を一字で表す「今年の漢字」は「税」でした。応募総数約14.7万票のうち、「税」が5976票を集め、一年を通して、増税議論が活発となり、所得税や住民税の定額減税が話題となりました。 去年2位は「暑」、3位は「戦」、4位は「虎」、5位は「勝」、6位は「球」、7位は「高」、8位は「変」、9位は「増」、10位は「楽」でした。
■2022年は「戦」
2022年の第一位は「戦」でした。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年。円安・物価高による生活上の「戦」い。スポーツでの熱「戦」、挑「戦」も注目されました。
■2021年は「金」2位は「輪」
2021年に選ばれた一字は「金」でした。主催する日本漢字能力検定協会によりますと、東京オリンピックで日本人選手が史上最多の金メダルを獲得したことや、メジャーリーグの大谷翔平選手が打ちたてた「金」字塔、新型コロナウイルスの給付金など、金にまつわる話題も多かったことなどが理由だったということです。 この年の2位は僅差で、オリンピックを表す「輪」、3位は「楽」、4位は「変」、5位は「新」など新型コロナウイルスを象徴する漢字が並んでいました。
■覚えていますか?あの年のあの漢字
過去に選ばれた「今年の漢字」印象的だったものもあります。 2020年は「密」でした。新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの人が3密(密閉・密集・密接)の回避を意識し大切な人とのつながりが見直されました。「学術会議」問題など政治の世界で「秘密に事が運んだ」ことも理由に上げられていました。 2019年は「令」でした。新元号「令和」決定のインパクトが大きかったうえ、「令」という字が持つ「良い」という意味に、明るく新しい時代を願う思いが集約されたのではということです。法「令」改正による消費税増税、芸能界の不祥事など法「令」順守に対する意識の高まりなどがみられる年でもありました。