リヴァプール、リーグ首位でクリスマスを迎えるのは今季が21回目…過去の優勝確率は?
プレミアリーグ第17節が22日に行われ、リヴァプールは敵地でトッテナムを6-3で破った。この勝利により、リヴァプールは首位でクリスマスを迎えることが決定した。 【ハイライト動画】リヴァプールがトッテナムとの合計9発の撃ち合い制す! 試合は23分、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドからのクロスボールをコロンビア代表FWルイス・ディアスがヘディングで叩き込み、リヴァプールが先手を取ると、36分にはアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが追加点をゲット。その後1点を返されるも、前半アディショナルタイムにはハンガリー代表MFドミニク・ソボスライのゴールでリードを広げる。3-1で後半へ折り返すと、“エース”のエジプト代表FWモハメド・サラーの2ゴールにより勝利が決定的に。諦めないトッテナムは2ゴールを奪ってその差を縮めたが、最後はL・ディアスがこの日2点目を奪って勝負あり。6-3と乱打戦を制したリヴァプールが、プレミアリーグ3試合ぶりの白星を手にした。 他会場では、2位のチェルシーがエヴァートンとのアウェイゲームをスコアレスドローで終えたことで、リヴァプールは現時点で消化試合数が1つ少ない状況のなか、チェルシーとのポイント差を「4」まで広げることに成功。現在4連覇中の“ライバル”マンチェスター・シティは予想外の苦戦を強いられて優勝争いから脱落しているほか、近年の優勝争いを盛り上げてきたアーセナルにも勝ち点差を「6」をつけており、前半戦の主役は、アルネ・スロット新監督の下で独走を続けるリヴァプールとなった。 プレミアリーグは年末年始も休暇がなく、ここから過密日程に突入していくが、ひとまずは首位でクリスマスに突入することが決まったリヴァプール。データサイト『Opta』によると、イングランドのトップリーグにおいて、リヴァプールが首位に立ってクリスマスを迎えるのはこれが21回目のことだという。過去の20シーズンのうち、最終的にリーグタイトルを勝ち獲ったのは11回。55%の確率で優勝を達成しているとのことだ。 なお、リヴァプールは1992-93シーズンのプレミアリーグ創設以降こそ、2019-20シーズンの1度しか優勝に手が届いていないが、過去のイングリッシュ・フットボールリーグ時代も含めると19回のトップリーグ制覇を達成している。 今季のリヴァプールはこの勢いを維持し、通算20回目のトップリーグ制覇、および2度目のプレミアリーグ制覇を成し遂げることはできるだろうか。今後のリヴァプールの戦いに注目だ。
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