中学生の息子に「PCゲームがやりたいから、ゲーム用のパソコンを買って」と頼まれました。学生に買い与えるパソコンって、いくらぐらいが適切でしょうか?
今や子どもの遊びの主流はゲームといっても過言ではなく、外でゲームをしている子も目にすることも多くなってきています。新型コロナウイルスが流行して以来、家で楽しめる遊びとして、より一層ゲームが注目されるようになりました。高性能のゲーム機が発売されて、PCゲームも注目されている今、欲しがっている子どもも多いのではないでしょうか。 今回の記事では、子どもに買い与えるパソコンの相場や使用する際の注意点などを解説します。
ゲーム用パソコンと通常のパソコンの違い
そもそも、ゲーム用のパソコンと通常のパソコンはどのように違うのでしょうか。以下で具体的に解説します。 ■CPU まず1つ目の違いは、CPUです。CPUとは、中央演算処理装置といわれる、処理作業を行うパソコンの主流の部分です。ゲーム用パソコンには、鮮明な映像を映し続けるための高速な演算処理が必要です。そのため、ゲーム用パソコンは一般のパソコンよりもCPUの性能が求められます。また、ゲームを快適に遊ぶために、メモリやストレージも容量が大きいのが特徴です。 ■値段 2つ目の大きな違いは値段です。ゲーム用パソコンは通常のパソコンよりも高性能であることをうたっているため、スペックに応じて値段が高くなる傾向があります。通常のパソコンは、それほど性能にこだわらなければ10万円以下で購入できます。安いものでも、事務作業程度であれば問題なく使えるでしょう。 一方、ゲーム用パソコンの値段は、一式そろえると20万~30万円程度かかります。パソコンでゲームをする場合は、パソコン本体だけでなくモニターやマウス、マウスパッドなども必要になります。さらに快適にゲームをしたい場合は、ゲーミングチェアやイヤホンも買う必要があります。通常のパソコンに比べてかなりの高額になるということを理解しておきましょう。
中学生のパソコンの相場
実のところ、中学生のパソコンの相場は10万円前後といわれているようです。本来、中学生でパソコンが必要になるのは、プログラミングの授業があったり、オンライン授業があったりする場合です。そのような場合は高額なパソコンでなくても作業はできるため、わざわざ高いパソコンを用意する必要はないでしょう。 もし、家族で共有しているパソコンがあれば、一緒に使うのも1つの手です。ただし、安すぎると作業に支障が出るケースもあるので、新たにパソコンを買い与える場合は10万円前後で探すのがよいでしょう。