【東奥日報プラス】八戸・小林市長の15年を検証/街づくり、ハコ物行政、水産業再生…/市政は前進したのか(東奥日報2020年11月11~15日付掲載記事の再編集記事です)
大型施設の整備が続いている八戸市中心街。右手が「はっち」、左手が「マチニワ」
小林眞市長が八戸市政を担って丸15年。「市政前進」を旗印にしたまちづくり、水産振興など小林市政を検証する。「八戸の中心街は空洞化が進んでいた。小林市長がてこ入れし、街並みは大きく変わった」。10月下旬、ある商店主はこう語った。八戸市の小林眞市長が2005年に初当選して15年、八戸の「顔」である中心街の姿がほぼ出来上がった。11年に八戸ポータルミュージアム「はっち」、16年に官民連携の複合ビル「ガーデンテラス」、18年に八戸まちなか広場「マチニワ」、19年に市屋内スケート場「YSアリーナ八戸」が建ち、今年7月には旧長崎屋ビル跡地に官民連携により、1階が商業テナント、2~13階がマンションの複合ビル「DEVELD(ディベルド)八日町」が完成した。前市長時代、空きビルが目立っていた現はっち周辺は八戸三社大祭の「山車会館」の建設構想が進んでいたが、小林市長が方向転換した。
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