我が子に知的障害の疑いがあり、どのように向き合っていけばよいかわからないという35歳の女性鴻上尚史が伝えた「大きな不安との向き合い方」の真意とは
「脳性麻痺や染色体異常」の子供を育てている人もいるでしょう。 ミルフィーユさんと同じようにうつ病になった人もいるでしょうし、そこから回復して、今はたくましく前向きになって人もいるでしょう。 一緒に泣いてくれるかもしれません。 一緒に苦しんでくれるかもしれません。 一緒に泣いてくれるかもしれません。 不安を吐き出して、知恵を借りて、共に励まし合えるのじゃないかと思います。 そうして、不安や悲しみを共有して、苦しみを少しでも薄めましょう。不安のど真ん中にいるのではなく、不安を少し距離を取って眺められる工夫をするのです。 「大好きな仕事」があるのなら、強引に復帰するのもいいと思います。 まずは、なんとかして、メンタルを立て直すこと。 ミルフィーユさんが苦しんだり、悲しんだり、絶望したり、不安になっても、子供さんの現状には、何のプラスにもならないのです。 ミルフィーユさんが苦しむことで、子供さんが楽になったり、良くなったりするのならともかく、まったく別のことなのですから。 ミルフィーユさん。 独りで抱え込まないで、どうか、同じ苦しみや悲しみを経験している人と話し合って下さい。きっと、何かが見つかると思います。 【鴻上さんへの相談、募集中!】あらゆる人間関係、組織のなかで、相談者の身に起きている困ったこと、身動きのとれない境遇、逃げ出したい状況など、すべての悩める事態に鴻上尚史さんが答えます。ぜひ、あなたの悩みをこちらからご投稿ください。※投稿に当たっては、注意事項を必ずお読みください。
鴻上尚史
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