【蒸れて足クサオジサンになってない?】冬でも臭わず快適にスニーカーが履けちゃう3つの“ソックス”テクとは?
メッシュスニーカーでもコレ使えば足元あったか~い
『運動しなくなってから随分と体力が落ちた』『年々、体重が増えて膝が痛い』『ブーツは温かいけどアウトソールが硬くて長時間履いてられない』――そんな方には、このスニーカー! 「靴下ダサすぎ!」意外なほど女性はオジサンの靴下を見てるらしい なんて、通販番組のCMみたいな導入ですが、身体の負担が少しでも減るなら真冬でもスニーカーを履きたいところですよね。
ただ、暖冬傾向が続く2024年であろうと やはりスニーカーは寒い、とにかく寒い。特にメッシュ地なら なおさら。つま先までしっかりと足が冷えてしまいます。 悩める方々へ秋冬の足元にフォーカスした(3)つの対策を伝授いたしましょう。
まずは、(1)「カイロ」です。
オジサン世代には小林幸子の足ぽかシートや桂小枝の桐灰カイロ(はる)などのCMが思い浮かぶでしょうか? しかし、くつ下用カイロでも使い捨てとなると地味にコストも掛かかってしまうため、よっぽど寒い地域でなければあったかインソール(中敷)が経済的です。 続いては、(2)「ヒート系ソックス」。
2003年にヒートテックが誕生し、現在までに累計15億着販売している冬の国民服となったこのジャンルですが、そんな発熱系にもデメリットはあり、人間の身体から発せられる水蒸気を利用して熱に変換するため、蒸れやすいのも周知の事実。
とまぁ、おそらくここまでは誰もが実践しているメジャーな事柄ですが、重要なの(1)は汗、(2)は蒸れが発生しやすいため、これを放っておくとニオイの原因に繋がり、お座敷に上がるタイプの居酒屋が不穏な空気に包まれてしまいます。
要するに水蒸気の放出がカギとなるのですが、両者のデメリットを一気に解決してくれるのが…
最大のポイントとなる(3)『シルクのインナーソックス(重ね履き用)』なんです。 夏涼しく、冬暖かい、ある意味理想的な特徴を持つシルクは綿の1.3~1.5倍の吸水性があり、同時に放湿性も高く、肌着にとても向いています。
しかも、薄いので靴のサイズに干渉することなく、すぐにでも取り入れることが可能です。おまけに、水虫対策にもなりますし、あと単純に気持ちイイ。 ただ、いかんせんシルクのインナーソックスは耐久性に乏しく、お値段(およそ1,500円前後)もそこそこ張るので、使いどころは臨機応変ってところ。 ちなみに、これは週末のカジュアルだけでなく、平日のお仕事にも生かすことができます。ブーツ同様蒸れやすい革靴にはウールシルクやコットンシルクなど、シルク混のホーズ(スネを隠すスーツ用の靴下)が最適。足の踏み込みも快適で、営業に向かうのすら楽しくなります。 アパレルにおいて消耗品の中でもとりわけペースが早いソックスですが、あなたのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)と体温を確実に上げてくれるアイテムなので、未体験の方はぜひ今年シルクソックスデビューしてみてはいかがでしょうか? TEXT:FORZA STYLE