「明大前駅」には何がある? 行列ラーメン屋やコーヒー店も有名な学生街、昔の駅名は「火薬庫前駅」!?
◆学生があふれる「明大前商店街」
明大前駅周辺の風景を代表するのが、こちらの「明大前商店街」です。1996年に4つの商店会が合併し世田谷区最大の振興組合を持つ商店街に。多くのイベントや取り組みを積極的に行う、活気にあふれた買い物スポットです。 昼下がりには地域の人々のほか、学生の集団も数多く、あちこちから談笑の声がこだまして非常ににぎやかです。 また、地面より下を走る井の頭線、頭上の高架を走る京王線が交差する立地を反映して、駅前の空間自体が立体的になっており、道幅も狭く、さながら迷路のような雰囲気を漂わせています。
◆行列ができるラーメン屋、おしゃれなコーヒー店も
商店街には、あちこちに注目のお店が点在しています。駅前雑居ビルの「ラーメン鷹の目」も人気の店で、13時にはすごい行列が! 商店街内の油そば専門店「武蔵野アブラ学会」にも、同様の行列ができていました。育ち盛りの若者が好むものといえばガッツリ系のラーメンですが、とりわけ若年層が多い明大前の商店街とラーメン屋は相性抜群のようです。 また、木質の外観と植栽がおしゃれなコーヒースタンド「マーメイドコーヒー ロースターズ」は、ちょっとしたくつろぎ時間を心地よく演出してくれそう。 タイ&インドのエスニックダイニング「コヒヌール」も、ランチタイムには大入りに。メニューも1000円前後でリーズナブルと、こちらもお昼時にはうれしい存在です。 商店街のただ中にある「斉藤時計店」には、長い年月を重ねた風格ゆえか、一転して落ち着いた空気が流れています。 一方、南側は比較的のんびりした空気で、開発工事中のフェンスも目立ちます。この近辺では都市計画法に基づいた道路事業が進行中とのこと。 南側も飲食店などが多く、入ってみたくなるお店があちこちに点在。エネルギーと喧騒(けんそう)に包まれた北側に比べると、南側は比較的ゆったりと散策できそうです。
◆駅近辺にはスーパーも多く、買い物には困りません
明大前駅周辺は食料品などのスーパー、量販店が複数あり、商店街のにぎやかさとも合わさって買い物に不自由することはありません。 明大前駅の東側、駅からすぐ近くにあるのが「スーパーマーケットリコス」。 「まいばすけっと」は駅の南側に2軒もあります。 駅から西側に少し歩いた場所には、中規模スーパーの「スーパーバリュー ロピア」もあります。