リバプールが開幕6連勝、レアルはアタランタ下す 欧州CL
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは10日、リーグフェーズ第6節が行われ、首位リバプール(イングランド)は1-0でジローナ(スペイン)を下して開幕からの連勝を6に伸ばした。一方、王者レアル・マドリード(スペイン)は好調アタランタ(イタリア)を3-2で退け、前節のリバプール戦敗戦から立ち直った。 【写真】負傷退場したエムバペ リバプールはモハメド・サラーが63分に決勝のPKを決め、16強入りをほぼ確実とした。サラーはこれでチャンピオンズリーグ通算50ゴール目。今シーズン終了時にクラブとの契約が切れるが、ここまで公式戦16ゴールを挙げ、チームの素晴らしい前半戦に不可欠な存在になっている。 レアルはキリアン・エムバペが10分に先制点をもたらしたが、負傷交代。その後にシャルル・デ・ケテラーレのPKで前半アディショナルタイムに追いつかれた。それでも後半、ハムストリングの負傷から久しぶりに先発したビニシウス・ジュニオールが勝ち越しゴールを決めると、ジュード・ベリンガムも得点してセリエA首位のアタランタを退けた。 これでレアルは勝ち点9ポイントの暫定18位に浮上し、来年1月のレッドブル・ザルツブルク(オーストリア)戦、スタッド・ブレスト(フランス)戦を前に落ち着くことができた。 パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)はザルツブルクに3-0で勝利して再び流れに乗った。ここまで5試合でわずか3ゴールしか挙げられず、勝ち点4の25位だったPSGだが、プレーオフに進める最終枠の暫定24位で最後の2試合を迎えることになった。 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はシャフタール・ドネツク(ウクライナ)を5-1で一蹴。同じくドイツの強豪バイヤー・レバークーゼンも、今大会で初めてインテル(イタリア)から得点を奪って1-0で勝利し、リバプールと勝ち点5差の暫定2位に浮上した。 他会場では、大会初出場のブレストが欧州制覇の経験を持つPSVアイントホーフェン(オランダ)を1-0で破り、暫定5位に浮上した。41年ぶりに欧州最高峰の大会に出場しているアストン・ビラ(イングランド)も、3-2でRBライプツィヒ(ドイツ)破り、暫定3位となっている。 セルティック(スコットランド)とディナモ・ザグレブ(クロアチア)は0-0で引き分け、どちらも突破の可能性を残している。クラブ・ブルージュ(ベルギー)はスポルティング・リスボン(ポルトガル)を2-1で破った。【翻訳編集】 AFPBB News