軽井沢で行くべき、おしゃれスポット7
暑い夏でも涼しく過ごせる気候で人気の軽井沢。建築やアートだけでなく、ショッピングやグルメもまとめて楽しめる複合施設も続々とオープンしている。そんな軽井沢に行ったらどう過ごす? 本記事では、注目&定番スポットをご紹介。番外編でお隣の御代田も紹介しているので、最後までお見逃しなく!
軽井沢ニューアートミュージアム
軽井沢駅北口からつながる大通りに位置する「軽井沢ニューアートミュージアム」。日本の前衛作家の作品を積極的にコレクションしており、世界の第一線で活躍中の日本の現代アートの作家や日本で初めて大々的に紹介される海外のアーティストなど、ボーダレスかつ、斬新な切り口で展示を行っている。 ガラス張りをベースに、カラマツ林をイメージした白い柱で構成したさわやかな建築は、西森陸雄の設計によるもの。別荘地である旧軽井沢の風景に溶け込んでいる。
1階には無料で入場可能なギャラリーやミュージアムショップや書店、カフェ・レストランなどを併設。2階には約1000㎡の展示室を有し、企画展やコレクション展を開催している。
敷地内には、隈研吾によるチャペル《風通る白樺と苔の森〈チャペル〉》が。挙式会場として実際に使用することができ、年間数組の挙式が執り行われている。「建物が持つ内と外を分けるという宿命をどこまで越えられるかに挑戦した」というこの作品は、360度ガラス張りにすることで周囲の白樺と苔と一体化して、ここにしかない空間を作り上げられている。 チャペルの前にあるのは、 現代美術作家 ジャン=ミシェル オトニエルによる《こころの門》。2つのハートがお互いを支えるように立っているオブジェで、くぐることでふたりの結びつきの感情がより強くなるようにという願いが込められている。 軽井沢ニューアートミュージアム 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
軽井沢千住博美術館
世界的に活躍する日本画家、千住博の作品を展示する「軽井沢千住博美術館」。その美しい作品と建築で注目を集め続けている。 設計を手掛けたのは、妹島和世氏とのユニットSANAAにて建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した建築家・西沢立衛。150種類以上もの色とりどりのカラーリーフプランツに囲まれたこの建築は、ランドスケープのような一室空間と館内に設られた4カ所の吹き抜けが特徴的。