あなたは使いこなせている!?フォームローラーを使った効果的なセルフケア【前田のセルフケア連載】
2.5 わきの下
1.横向きで寝て片側のわきの下にローラーを置き、手と肘で身体を支える。 2.身体を前後に傾けながら動かして、硬い部分を探す。 3. ローラーに体重を乗せるように少しずつ圧をかけ、痛い気持ちいいところでキープ。 4.刺激に慣れてきたら、ローラーを上下に5cm~10cmずつゆっくり動かしながらほぐす。 5.30秒~120秒くらいを目安に筋肉をほぐす。左右ともにおこなう。 これらのセルフマッサージを続けることで、柔らかい筋肉の状態を維持することができる。自身がストレスを感じることなく継続できるよう、部位と圧力に配慮しながら継続してみよう。
まとめ
フォームローラーはとても利便性の高いツールである反面、知識がない状態で取り組むと身体を傷めてしまうリスクもある。あまり目先の効果にとらわれず、身体を徐々に慣らしていきながら習慣化するのが理想だ。 身体には変化に適応しようとする素晴らしい力と、現状を維持しようとするセーフティー機能が備わっている。少しの時間と優しい刺激であれば、身体が急ブレーキを踏むことなく、よりよい変化を好んで適応してくれるはずだ。 他の誰でもないあなたの身体は、あなたの意志と行動にかかっていることをお忘れなく。
著者:前田 修平(まえだ・しゅうへい)