引きこもりがちだった29歳がスレンダーボディで魅せた「内面も外見もキラキラと輝けるように」
10月27日、大阪国際交流センターで行われたベストボディ・ジャパン2024関西大会と同時開催された『モデルジャパン2024関西大会』ガールズクラス(18~29歳)に出場した森友遥花(もりとも・はるか/29)さん。今シーズンは3年ぶりにコンテストへ復帰し、5位入賞した。 【写真】森友遥花さんのスレンダーボディ
昨年から今春にかけて人間関係に問題を抱えていたという森友さん。 「精神的な落ち込みから生活習慣が乱れ、自分に自信がなくなり、昔からの知人に会うのが怖くなって、引きこもりがちになっていました。問題がひとまず落ち着いて再スタートを切ろうと思い、以前出場していたベストボディ・ジャパンのステージに立つことにしました。心配をかけた家族や友人に、前を向いて進んでいる姿を見せたいと思ったのです」 「トレーニングは毎日30分の有酸素運動、筋トレは週3回、今はコンディショニングに力を入れています」 トレーニングをすると、身体だけでなく精神的にも変化があったという。 「出場に向けて毎朝トレーニングをしてから仕事に行くと、自己肯定感も上がり、一日一日がすごく充実していました。同じ目標に向けて切磋琢磨して頑張る仲間ができ、自分の心もすごく明るくなりました」 食事やトレーニングは、やりすぎにならないように気をつけているそうだ。 「過度な食事制限やトレーニングはしていないです。コンテストが終わっても継続して長く続けられる食事方法、トレーニング方法でステージに立つことを目指しているからです。制限しすぎず、食べたいものを食べたときは、その分運動量を増やしたり、キツイときは無理せず休んでその分食事量を変えたり、自分の身体の変化を見て調整しています」 コンテストに復帰して3大会目となった関西大会。 「今シーズン最後の地方大会、胸を張ってステージに立つことができました。いつも緊張しすぎてしまうのですが、ステージに立つことをようやく楽しめるようになってきました。福岡県からエントリーして、県を超えて友達が増えたのもうれしかったです」
ふたたび前を向いて歩きはじめた森友さんを家族や友人も温かく見守っている。 「家族も安心してくれたようで、『次はいつ大会出るの?』と応援してくれています。友人からも、『私も何か頑張りたいな』と、刺激を与える存在になれたようです。『強くなった、たくましくなった』とも言われました」 「日本大会が終わっても、今の生活習慣を変えず、内面も外見もキラキラと輝いていけるように、自分を磨いていきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁