購入したパソコンに勝手についてくる「マカフィー」は不要? 契約しなくても問題ない?
マカフィー不要説
マカフィーのような有料セキュリティソフトは不要だという意見が増えています。その理由をいくつか見ていきましょう。 ■Microsoft Defenderによる定期的なスキャンが可能
Windows10やWindows 11には「Windowsセキュリティ」が標準搭載されており「ウイルスと脅威の防止」がデフォルトで行われています。加えて「Microsoft Defender ウイルス対策のオプション」では定期的なスキャンをオンに切り替えることも可能です。つまりマカフィーをインストールしなくとも、Windowsの標準機能で十分なウイルスの防止ができているという考え方ができます。 ■無料のセキュリティ対策ソフトも多数提供されている マカフィー以外にも、無料で使用できる優れたセキュリティソフトが多数存在します。たとえば、Avira Free AntivirusやKINGSOFTなどが有名。Avira Free Antivirusはウイルス、マルウェア、ランサムウェアをPCを保護するには充分な機能があり、KINGSOFTは非常に軽量化している上に基本的なウイルスソフトの役割を果たしてくれます。 つまり、Windowsの標準機能によりウイルス対策をした上で、さらに不安な点については無料のセキュリティ対策ソフトをインストールすることで対策を行うことが可能。 『Windows標準機能+(※必要に応じた)無料のセキュリティ対策ソフト』の組み合わせよりもマカフィーが明確に機能的に上回る点が何か、という点は見えづらい一面があるでしょう。 ■Google Chromeには「セーフブラウジング」機能もある ブラウザ側でのセキュリティ対策も近年は強化されています。 たとえばGoogle Chromeには、「セーフブラウジング」という機能が搭載されています。この機能は、危険なウェブサイトやダウンロードを事前に検知し、ユーザーに警告を表示するというもの。設定方法は以下の通りです。