因縁の「縦読み」、バーガーキングの勝ち? マクドナルドの投稿に返信「お手伝いさせていただきました」
マクドナルドがX(旧ツイッター)に投稿した「縦読み」のメッセージ。これに対してバーガーキングが同じく縦読みでメッセージを返し、注目を集めています。過去にも何度か話題になった縦読みにまつわるエピソードを取材しました。
マクドナルドから「大切なお知らせ」
今月8日、マクドナルドのXアカウントが「【ご報告】ほん…とに大切なお知らせです」と投稿。 添付された画像には、こんなメッセージが書かれていました。 ◇ ありがとう。 なんさつものえほんを たのしんでくれて。これからあなたに のこしてほしい 作ってほしい 品物 がある。 えがおになるような ほ んを にほん全国へ届けたい。そん な想いで、新しいえほんプロジェクトはじま るよ。
バーガーキングが反応
このメッセージを縦読みすると、こんな文章になります。 「あなたの作品がえほんになる」 投稿の翌日、日本マクドナルドは「ハッピーえほん大賞」の開催を発表します。 「一般部門」と、中学生以下が応募できる「子ども部門」で作品を募集。 一般部門のグランプリ受賞作品は、小学館の協力のもと「ほんのハッピーセット」のえほんに採用されます。 どうやら、このコンクールについて告知するための投稿だったようです。 この縦読みに反応したのが、ライバル関係にあるバーガーキング。 8時間後にこんな文章を投稿しました。 ◇ バーガーキングは、 ずっと待ちわびていました。 ライバルとして嬉しく思います。 せっかくですので、私たちが得意な まーけてぃんぐ手法で貴社のプロジェクトを しってもらえるようお手伝いさせてください。 よろしくお願いします。 ◇ 縦読みすると「バずラせましよ」となり、「バズらせましょ」というエールになっています。
過去の縦読みは
過去にも何度か縦読みのメッセージを発信してきたバーガーキング。 秋葉原のマクドナルドがスケールアップのために閉店した際には、近くの店舗にこんなポスターを出しました。 ◇ 私たちの2軒隣のマクドナルドさんが今日で最終日を迎えます。 たがいに良きライバルとして、アキバを愛する仲間として ちかくにいたからこそ、私たちも頑張ることができました。マクドナルドさん のいないこれからを思うと寂しさでいっぱいです。どうかみなさん、 勝手なお願いですが、今日は彼のところに行ってください。ずっと背中を追い続けた チャレンジャーの私たちから、スマイルを込めて。お疲れさまでした。 ◇ 感謝の言葉がつづられていますが、縦読みすると「私たちの勝チ」と読むことができます。