世界三大珍味制覇!?大阪駅直結の新ホテル、1万円超えの贅沢ビュッフェが「お値段以上」な理由
7月にJR大阪駅西口直結の「JPタワー大阪」内に開業したホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフ コレクション)」(大阪市北区)。ディナービュッフェは1万3000円~と、近隣のホテルに比べ少々お高めだが、実際に足を運ぶと「むしろホテルさん損してません•••?」と、ツッコミを入れたくなるような内容だった。 【写真】SNSで絶賛「オマール海老のラーメン」
■大阪の一等地を見渡す夜景で雰囲気抜群
同ホテルは、「JR西日本ホテルズ」が「マリオット・インターナショナル」と初提携し、「JPタワー大阪」の1階、7階と29階~38階に誕生したラグジュアリーホテル。アフタヌーンティーが1万円を超えるなど高価格帯ではあるが、食事の内容が「他とは圧倒的にレベチ」と、SNSを中心にホテル通や食通の間で注目が集まっている。 ディナービュッフェの会場となるのは、29階レストラン「THE-MOMENT GRILL&DINING」。初代大阪駅開業の地であることにちなんで「豪華列車の食堂車」をコンセプトとするオールデイダイニングだ。 入店してまず目を奪われるのが、一面の窓から望む景色。目の前の梅田スカイビルから、天保山の観覧車まで見渡せる大阪市街の夜景と、夕陽による空のグラデーションに圧倒される。
■胃袋足りない!ビュッフェ+コース料理の鬼ボリューム
このディナービュッフェでは、60~70種類の料理をビュッフェスタイルで楽しむことができるのはもちろん、驚くべきは温かい前菜、魚料理、肉料理から1種類ずつメニューを選ぶ、コース料理のようなスタイルでも料理が提供される。 ビュッフェ台には、「鰹の炙り」など、旬の食材を使った冷たい前菜やサラダ、パン、デザートが並ぶ。すべての料理をカウンターに並べず、「国産牛の炭火焼」など、目の前で仕上げる料理も多数。寿司コーナーでは、常時5~6種類のネタを用意し、その場で握ってくれる。取材時には、「活穴子」という珍しいネタもラインナップしていた。 特に注目すべきは、10月より登場した、チョウザメのオブジェが一際目立つ「キャビアステーション」。3種類の産地が異なるキャビアを食べ比べできて、おかわり無制限という大盤振る舞いなコーナーだ。シェフがカウンターでキャビアを盛り付けながら、それぞれの味の違いについて説明。一晩で200gの缶が空になる日もあるほど利用客からは好評だという。