わが家は子どもに「お年玉なし」です。親戚から十分もらえているのですが、先日「みんなは親からももらってる」と言われました。実際ほかの家庭はどうなのでしょうか?
親戚からもらえるので、親からは子どもにお年玉をあげていないという人もいるでしょう。しかし、子どもから「みんなはお年玉を親からもらっている」と言われたら迷うかもしれません。実際にほかの家庭はどうなのでしょうか? 本記事では、親から子どもへお年玉をあげている人の割合、金額、ほかの人がいつまでお年玉を渡しているのかを解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
親から子どもへお年玉をあげている人の割合は?
2023年に楽天のママ割メンバー1000人を対象に行われたアンケートによると、69.7%の人が自分の子どもにお年玉をあげる予定だと回答しました。次いで、甥っ子、姪っ子に渡すと回答した人は全体の64.6%でした(複数回答)。 このアンケート結果が絶対だというわけではありませんが、少なくともアンケートに回答した人の約7割が親から子どもへお年玉を渡す予定のようです。
お年玉はいくらぐらいあげているの?
株式会社マルアイの「2025年お年玉に関する実態調査」によれば、親に渡す場合を除き、お年玉を渡す金額は1000~4000円台が最も大きな割合を占めています。 自分の子どもにお年玉を渡す場合は、1000円未満が11.1%、1000~4000円台が36.1%、5000~9000円台が20.1%、1万~4万円以上が32.8%でした。特徴的なのは、1万~4万円以上の割合が2番目になっていることです。 親戚の子どもや孫にお年玉を渡す場合、2番目に大きな割合を占めているのは5000~9000円台です。このことから、自分の子どもにはお年玉として比較的大きな金額を渡している人が一定数いることが分かります。 ただ、子どもに渡すお年玉の額は年齢等によっても変わってくるでしょう。同調査の中では「相手の年齢の変化に合わせて金額を上げる」という声もありました。
いつまでお年玉を渡している?
株式会社マルアイの同調査によると、お年玉をいつまであげるのかという設問について、「高校卒業まで」が最も多く39.3%、次に「成人になるまで」が16.4%を占める結果になっています。 さらに、短大、大学、専門学校生まで渡すと回答した人は全体の16.1%で、前に挙げた2つと合わせると、約7割の人が少なくとも高校生まではお年玉を渡しているようです。 ちなみに、小学校卒業までと回答したのは全体の3.2%、中学校卒業までと回答したのは5.1%でした。